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物流ニュース
大和ハウス工業 大型物流施設の建設事業計画を発表
2020年2月4日
大和ハウス工業は2月3日、開発を進める大型物流施設のDプロジェクトで、複数テナントを対象としたマルチテナント型(DPL)物流施設をメーンとする建設事業計画を発表。
昨秋から着工しているDPL物件は、茨木(大阪府)、岩国B(山口県)、埼玉上里B、草加(埼玉県)、つくば阿見Ⅰ─B(茨城県)の5か所で、年明けから福島須賀川(福島県)、伊勢原、平塚(神奈川県)、岡山空港南A(岡山県)の4か所も着工した。さらに3月から11月までの着工予定のDPL物件は23か所あり、それぞれ詳しく説明。また2021から2022年の着工が決まっている9棟についても併せて発表した。
同社では「2020年に着工する物流施設の総坪数は約41万坪。これまでに、昨秋から着工した分を入れた建設中の11棟も含めて42棟建設し、その総坪数は約101万坪となる」と説明し、「テナントの人材確保については我々も色々な策を考えていく」と話した。
また、同社100%出資の子会社、アッカ・インターナショナル(加藤大和社長)は、「スポーツ用品などで知られるNIKE(ナイキ)の国内直販フルフィルメント事業を2019年から行うことが決まり、千葉県市川市の通称『ザ・ダンク』とナイキが命名した物流センターを軸として発送業務を行っている」と発表。商品を収納した自動移動棚215台が365日・24時間稼働し、ナイキのネット注文に対応、人的省力化を図っている。「受注から数時間後には依頼主の手元に商品が届く『スピード』対応や、ビジネス形態の変化に柔軟に対応できる『フレキシビリティ』を兼ね備える最新設備のスペックを実現した」と説明した。
◎関連リンク→ 大和ハウス工業株式会社
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