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  • 射界

    2016年2月8日号 射界

    2016年2月10日

     
     
     

     「想像力は知識よりも大切」と説くのは、相対性理論で知られる物理学者のアインシュタインだ。この世の中、知能に優れて立派な業績を残している人々は数多い一方、知能はそれほどではないのに、人知れず社会の片隅で、ささやかな貢献をしている人たちも少なくない。彼らに共通するのは想像力の豊かさである。


     ▲アインシュタインの言う「想像力」を、「創造力」あるいは「創造性」に置き換えれば分かりやすい。世の賢者と評される人々はともかく、その圏外にあって社会貢献に尽くした、名もなき人々の尽力も忘れてはいけない。彼らの業績に共通して目立つのが豊かな創造力である。手掛ける分野によって思い描く構図は違っても、豊かな想像力は「柔軟性」「独創性」「流暢性」に溢れ、輝いている。

     ▲ここにいう柔軟性とは何か。一つの問題をあらゆる角度から分析できる力である。思考が行き詰まっても即座に他の思考ルートを探し出す能力ともいえる。行き詰まっても停止しない思考の柔軟性は独創性にも繋がるものだ。培った知識や経験を基に、誰もが思いつかなかったアイデアを探し、全く別の思考ルートを築き上げる力なのだ。それを助ける流暢性とは淀みなく発想が生まれる力だ。

     ▲読んだだけ、聞いただけが頭にあるのは「知識のコレクション」にすぎない。せっかくの知識を「知恵」にまで昇華させられるかが問題だ。具体的に実践化するプロセスで、ささやかだが社会に役立つ知恵にする働きを支えるのが想像力ともいえる。創造性と柔軟性、流暢性が活用されて期待の成果が生まれる。あとえ小さな成果であっても、想像力溢れた存在であれば凡人の我々は満足である。

     
     
     
     
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