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  • 射界

    2016年12月12日号 射界

    2016年12月16日

     
     
     

     未経験の仕事を指示される。このとき、人それぞれの受け止め方に違いがあったとしても、共通して感じるのは「確たる理由のない不安感」だ。「もし失敗したらどうしよう」という思いが、手掛ける前から広がる。未知への恐怖は誰にもあるが、その不安感を増幅させて、自らをスパイラル状態に陥らせては先に進めない。


     ▲手を着ける前にリスクを想定して検討する姿勢は是とされるが、故なき不安感に翻弄されてスパイラル状態に陥っては、せっかくの思考力も行動もストップしてしまう。数学者で文化勲章受章者である岡潔先生は「人は何かをやれば、必ず好きになるという性質を持っている。好きにならないのが不思議である」と著書に記されている通り、まず手掛けて、それを好きになることではなかろうか。

     ▲どんな小さな仕事でも好きになるには、気取らないことだ。マイペースがよい。しかし、未知の分野ともなれば周囲の関心は強く、応援や冷やかしも渦巻くが、全く耳をかす必要はない。無責任な声が多いからだ。場合によって「時に利あらず」という事態もあるが、この時は潔く手を引いて我慢することだ。「継続は力なり」を肝に銘じ、諦めずに我慢して次のチャンスを待つのも重要だ。

     ▲全力を尽くして成功の暁に、人は「運がよかった」と片付けるが、「運」を呼び込むには「根気」が必要である。「根気」は一見して地味で、見方によっては「どんくさい」かも知れない。しかし、内に秘められた誠意さえあれば「どんくさい」にも必ず耀きが増すはずだ。もし成功できなかったとしても、行動から教わった事柄は多い。とすれば、行動しなければ何も始まらないと知るべきだ。

     
     
     
     
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