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  • 射界

    2017年3月6日号 射界

    2017年3月10日

     
     
     

     「あの人は機転が利く」と世間は評する。ここにいう機転が利くとは、とっさの状況判断ができることを指す。アクション映画やドラマのヒーローは危機に直面し、いかに脱出するかの状況判断に優れている点が共通している。物語の構成上、ヒーローが死んでは成り立たないなどと野暮なことは、ここでは言うまい。



     ▲広く事故防止を訴えるなかで「ハインリッヒの法則」を一つの教訓として引用されるが、併せて「ヒヤリハット」についても留意するよう求められてきている。機転が利く人は、このヒヤリハットへの対応を真摯に受け止め、事故にならないよう事前に的確な行動をとっている。色んな刺激が渦巻く現在、恵まれた豊かさに埋没し、対応が疎かになる。それをまず自戒しなければならない。

     ▲では、とっさに的確な状況判断できる能力は、どうやって養うか。日頃から状況判断に必要な選択肢を出来る限り多く収集して身につけることだ。朝起きて夜寝るまでの経験全てが、的確な選択肢の材料にすればよい。これを「タイヘンで出来っこない」と消極的に考えると失格。身につけた選択肢が自然に発揮できるクセにまで昇華すればホンモノになる。優柔不断な行動が一番危険だ。

     ▲安全運転励行がプロドライバーの基本。とはいえ現実は厳しくヒヤリハットの場面は数多い。そんな中で事故回避のため、とっさの的確な状況判断はしなければならない。機転の利くドライバーか否かで天国か地獄かに分かれる。高齢ドライバーの事故多発が問題になっているが、年齢的にとっさの状況判断が利かなくなっての事故が多い。これを教訓に「機転磨き」に励みたい。

     
     
     
     
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