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特車申請
トラサポ 行政書士の枠を超えて「法務×安全」でサポート
2020年4月1日
運送業に特化したサービスを提供する行政書士集団のトラサポ(鈴木隆広氏主宰、横浜市)では、単なる行政書士の業務に縛られず、今までにないサービスを提供するため、さまざまな活動を展開している。1月11日、12日には神戸で1泊2日の勉強会を行った。2月11日にはJappa(一般社団法人日本事故防止推進機構)理事の伊藤健吾氏を迎え、トラサポメンバー行政書士の11人が事故防止の認定アドバイザーになるための研修を受講した。
Jappaの運送事業者会員になると、毎月、法定指導監督指針に沿った教育DVDが送られてくる。認定アドバイザーは、このDVDを使いながら、運送事業者の指導教育をコーディネートする役割だ。勉強会では、実際の事故状況を記録したドライブレコーダーの動画をふんだんに使い、認知段階のミスの原因と回避策を学んだ。この実際の事故状況の動画を使うのがJappaの教育DVDの最大の特徴だ。
トラサポメンバーは今までの運輸支局への許認可手続きや監査・巡回指導対策だけでなく、運送事業者の安全面についてもサポートをスタートし、「法務×安全」という新たな挑戦を始める。
Jappa理事の伊藤氏とトラサポ主宰行政書士の鈴木氏が出会い、それぞれ運送事業者をサポートしている中で、もっと運送業界の役に立ちたいと意気投合した。「単にお客様を紹介するだけでなく、もっと密にコラボレーションをして、新たな価値を作っていこう」という思いから今回の勉強会が開催された。
勉強会の後半には、日報など帳簿をサポートするための研修が行われた。今までトラサポは許認可手続き中心で研鑽を積んでいたが、ますます厳しくなるコンプライアンス順守の傾向の中で、さらに運送事業者の役に立つためには帳簿や労働時間のサポート体制を強める必要があると考えているためだ。
今後について鈴木氏は「行政手続きのみならず、今までにないサービスを提供するために、これからも様々な異業種のプロと連携していきたい」と意欲を語っている。
◎関連リンク→ トラサポ
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