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    第25回:必死の懇願が通じた?

    2010年11月2日

     
     
     

     株式会社設立3年目の会社に、税務署が調査にやってきました。社長一人の小さな会社なので、売り上げも大変少ないのですが、決算書の最終利益は3年連続でわずかな黒字決算をしています。



     社長は「どうして、こんな小さな会社を調査するのか?」と聞きましたが、税務職員は「通常の税務調査です」と言うだけです。売り上げが少ない分、経費も少ないので、調査は無事に終わりそうに見えましたが、税務職員は「社長さんは前に何の仕事をしていたんですか?」と質問してきました。「サラリーマンです。仕事に自信ができたので、独立して個人事業を始め、その個人事業を株式会社にしたんです」と答えると、すかさず「個人事業の確定申告はしていましたか?」と追及されました。

     社長は思わず、マズイと思いました。個人事業時代はドンブリ勘定で、適当な数字で税務申告していたからです。「個人事業のときのことは聞かないでください! 数字は無茶苦茶でした。この不景気でお金がないのに、追徴金を取られたら商売できなくなります」と正直に話し、必死で懇願すると、税務職員はその話にじっと耳を傾けていました。

     税務調査の結果は、現金で集金してきた売上代金を、領収書の控えはあるのに帳面に計上していなかったことが見つかり、わずかながら株式会社の決算の追徴金になりました。しかし、税務署から個人事業時代の税務申告についての問い合わせはなく、社長はひとまず安心したそうです。

     
     
     
     
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