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    「魔のカーブ」で横転 積み荷不明の海コントレーラ

    2011年3月14日

     
     
     

     昨年12月3日の臨時国会で廃案となった「国際海陸一貫運送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律」について海コン輸送業者は、ツイストロックの徹底取り締まりが行われている中、同法案の重要部分であるコンテナの中身(品目・積み付け・重量)の伝達義務付けが廃案とされたことで、いまだに急カーブでのコンテナ横転事故が多発している事実を厳しく非難する。



     大阪府堺市の大阪臨海線では、浜寺運河に沿って走行する部分が存在し、4か所で同運河を渡るための橋が設置されているが、その橋を越えた辺りは急カーブの形状となっている。道路の形状が逆バンクであることから、ツイストロックや積み付けをしっかり行っていても車両ごと横転する事故が多発することから、海コンやトレーラ輸送業者の間で魔のカーブとして恐れられている。

     今年に入って、海コン輸送業者が阪神高速湾岸線の橋ゲタにもたれかかるような形で横転し、数年前にも橋脚を積載したトレーラがカーブで横転事故を起こした。ドライバーは各コーナー前には信号機のある交差点が設置されていることや、急カーブであることから減速してコーナーに入るものの、積載物とともに横転するため、魔のカーブと呼んで危険を感じているようだ。

     大ト協海上コンテナ部会(吉川公滋部会長)は先の役員会で、海コン輸送事業者が同道路で横転事故を起こしたことを受けて、事業者には厳しい対応を行うとともに、道路のコーナーが雨天時の水はけを考慮しているためなのか、逆バンクになっていると話し、道路の形状を問題視してきた。

     海コントレーラの横転実験では、ブレーキングを行って時速15キロ程度でもハンドルを切れば横転することが証明されていることから、事故の多い交差点やカーブでは徐行するなどの注意を呼び掛けている。

     これに関連して、コンテナの中身のドライバーへの伝達義務付けを国に要望するが、先の臨時国会で提案されたものの廃案になるなど、国や地方では対策は何ら講じられていない。同道路を管理する堺市では、「現状、道路の形状への苦情などはなく、今回の取材で初めて指摘を受けた。警察からの改善命令もないことから、今後は同道路の形状などを確認し、さらに苦情などが存在すれば注意していく」としている。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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