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    ドライバーの成長目標を決める

    2011年4月15日

     
     
     

     前回は「自社のあるべきドライバー像に関する自社独自の統一基準を、管理者を巻き込んで作り上げていくこと」が重要というお話をしました。今回は、この作り上げた統一基準に従って、実際にドライバー一人ひとりについて採点していきます。



     できれば一人のドライバーに二人以上の管理者が採点した方がいいでしょう。ただし、ここで注意点があります。例えば、Aさんが協調性について6点、Bさんが10点と採点した時に平均して8点にする、ということをやってはいけません。

     なぜなら、評価されたドライバーに適切な説明ができなくなり、信頼関係も崩れてしまうからです。この場合は再度、統一基準について管理者全員で話し合い、ドライバーに説明できる評価点にします。全員分の採点が完了したところで、自社の現状を把握します。

     例えば、90点以上が全体の5%、80点以上90点未満が20%、70点以上80点未満が50%、60点以上70点未満が15%、60点未満が10%だったとします。これが自社のドライバーの品質レベルの現状です。この現状をしっかりと見つめて、自社はこれから1年または数年かけて90点以上を10%以上にしたり、80点以上90点未満を30%以上にする、という具体的な?ドライバー成長目標?を決めるのです。

     そして、そのドライバー成長目標を実現するために各管理者がドライバーに対して統一基準に基づいて、どのようにしたら点数がアップするかを指導教育していくことになります。ドライバーをどれだけ成長させることができるか。これが管理者の評価につながるようにします。

     管理者同士で協力して、自分の担当ではないドライバーにも成長の手助けをした場合には、協調性という項目で評価するようにすれば、管理者同士でギスギスした関係にはならずに済むでしょう。

     このようにすればドライバーを成長させながら管理者も成長させることが可能となります。「まず自社の統一基準に基づいて評価したドライバーの品質レベルを、具体的な数値で把握すること。その現状を踏まえて自社のドライバー成長戦略を描くこと」。2代目経営者がしなければならない大切なことです。

     
     
     
     
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