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    事故は防げたのでは 追突事故で後続ドライバーが証言

    2011年7月7日

     
     
     

    night_0704.jpg 「だれもが渋滞を予想できたし、あの日に工事をする必要があったのか。そう考えると防げた事故だったと思う」と神戸ナンバーの4トントラック運転者。6月20日の深夜に静岡県内の東名高速道路で発生した「大型トラックによる追突事故」は、警察関係者によれば「渋滞の最後尾にいた大型トラックに別の大型トラックが追突した」という事故で、突っ込んだ側のドライバーは死亡したが、「その2台後ろを走っていた」のが冒頭の4トンドライバー。「事故原因の詳細はわからないが、ひょっとすると回避できた事故だったのではないか」と訴えている。



     事故は午前1時40分ごろ、静岡県内を走る東名高速道上り線・富士ICと沼津IC間で発生。県警高速隊によれば「追突したドライバーが亡くなっていることで事故原因の調査には時間がかかると思われるが、追突した大型トラックの前方は大きく破損しており、かなりのスピードで突っ込んだ可能性がある」と説明。現場から7キロほど先で道路工事が実施されており、降雨状況もあって周辺には50キロ規制が敷かれていた。

     「渋滞の最後尾の付近で発生したと見られる」(同隊)としているが、現場へ到着した時点では事故車両の前方に車両の姿はなく、後方にはいくらかの車両が渋滞の列を作っていたという。「追突で横を向いた2台のトラックが(2車線のうち)1.5車線ほどをふさいでいたが、横をすり抜けていった後続車もいたようだ」と話している。

     神戸ナンバーのドライバーも、「通行止めになっては大変」との思いで事故車両の横をすり抜けた一人だった。「当時は雨も降って視界は悪く、節電のせいか道路わきの照明灯も暗かった気がする。それ以前に、高速1000円の終了と無料措置のスタートが重なることで大渋滞が予想された日だったにもかかわらず、なぜ工事を実施したのか」というのが言い分だ。自分の前方を走っていた大型トラックが事故車両に気付いてハザードを点灯したことで多重の追突事故は回避できたが、「自分が先頭の車両だったら気付けたかどうか…」と恐怖の瞬間を振り返っている。

     ドライバーが「事故の遠因」と指摘する「節電にともなう照明の減灯」「大渋滞が予想されるなかの道路工事」などについて、ネクスコ中日本では「道路わきの照明灯は大都市周辺やSA・PA、バス停留所、道路の合流部など特定エリアだけに設置しており、事故現場の周辺には整備されていない」と説明。「辺りは暗かった」というドライバーの印象は確かだったが、大震災にともなう節電とは無関係なことがわかった。

     また、道路会社では「交通の混雑が予想される場合は工事をしない」とユーザーに案内しているものの、1000円高速の最終日かつ、大震災にともなう無料措置の初日という、大渋滞が発生することが容易に想像できるタイミングで道路工事を実施した点については、「事前に、交通量予測などを調査したうえで工事に入っている」と強調。

     そのうえで、「(同事故が発生するより以前に)さらに名古屋寄りの上り線で小型車同士の事故が起きており、周辺に敷かれた1車線規制によって団子状になった車両が(トラックの事故現場へ)押し寄せたことで、一時的に渋滞が発生したと考えている」と話している。(長尾和仁)

     
     
     
     
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