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    「だろう管理」にご注意

    2011年8月19日

     
     
     

    和田「それでは今月中に運転記録証明書を取得して下さいね」
    社長「免停になったドライバーが一人いたけどそれ以外は大丈夫だと思うんだけど」


    和田「免停ですか? どんな違反や事故だったんですか?」
    社長「スピード違反らしいんですよ」
    和田「まあ、免停になるようなスピード違反も問題はありますが、意外に運転記録証明書を取得してビックリするケースが多いですから油断はできませんけどね」

     こんな会話を、ある運送会社の社長さんとして別れました。ところが、数週間後に、その社長さんから電話がありました。「和田さん、この間の免停のドライバー、実は飲酒運転が原因だったんですよ! 本当に参ったな…」私もがく然としましたが、社長さんの心中はいかに…。

     飲酒運転による運送会社に対する行政処分は、軽くて車両停止100日、重いと営業停止14日間です。社長さんは迷わず、そのドライバーを懲戒解雇しました。古参のドライバーでしたので、断腸の思いだったでしょう。

     そんな社長の思いも知らず、ドライバーの中には「社長は厳しすぎるのでは」という意見もあったようです。自社のドライバーを疑う訳ではありませんが、やはり言葉を鵜呑みにしてはいけません。今回は結果として「運転記録証明書」を取得したことで事実が発覚しました。ただ、発覚するまで、ある程度時間が経過してしまったことが問題です。

     そうならないためにどうするか? まず違反を隠しても「運転記録証明書」を取得するので必ず発覚することをドライバーに教育すること。違反をしたらすぐ会社に報告するよう教育すること。そして違反切符などの内容を確かめること。さらに点呼時に運転免許証を所持しているかを確かめること。この基本を徹底することがとても大切ですね。

     「まさか飲酒運転はしていないだろう」「まさか免停中ではないだろう」これらすべての「だろう」は安全管理を軽視することが原因です。ドライバーに対し、「だろう運転」を指導・改善するだけでは不十分です。会社の安全管理についても「だろう管理」「だろう経営」をしていないか厳しくチェックしていくことを忘れてはいけません。

     「違反時の会社への報告と違反内容の正確な把握」運送会社の危機管理の一つですね。

     
     
     
     
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