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テー・アール・シー(千葉県我孫子市)が破産手続き開始決定を受ける
2011年9月15日
?テー・アール・シー(資本金1000万円、千葉県我孫子市布佐2501、代表滝口勝己氏、従業員20人)と、関係会社のペンギン輸送?(資本金600万円、同所、同代表)は7月31日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入り、8月25日に千葉地裁から破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は土屋寛敏弁護士。
テー・アール・シーは1982年8月に設立された引越事業者で、「ペンギン引越センター」の名称で一般個人や法人、店舗などを対象としていた。千葉県内を主体に茨城県や東京23区東部などを営業エリアとし、本店のほかに東京支社と船橋支社の3拠点体制で07年3月期には年収入高約2億7800万円を上げていた。しかし、その後は業績の低迷と収益性の悪化から、09年3月に東京支社、同年10月に船橋支社を閉鎖、10年3月期の年収入高は約1億9000万円にダウン、財務面では3期連続欠損を余儀なくされ、支払い遅延が発生するなど、資金繰りが悪化していた。
ペンギン輸送は96年1月に設立された一般貨物自動車運送業者で、テー・アール・シーの運送を下請けしていたが、業績悪化で既に休眠していた。
負債は、テー・アール・シーが債権者約34人に対し約1億4700万円、ペンギン輸送が同約3人に対し約2400万円、合計で約1億7100万円。(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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