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    冷凍車不具合裁判 架装メーカーが出廷

    2011年12月19日

     
     
     

     大型冷凍車のボディー不具合の責任を巡り、三豊物流(外山芙美子社長、小樽市)と北海道日野自動車(任田慧社長、札幌市東区)が札幌地裁小樽支部で争っている件(本紙既報)で7日、第2回口頭弁論が行われた。三豊が日野を通じて購入したボディーの不具合解消を申し入れしてきた問題で、架装メーカーは「製品に不具合はない。また、製品は日野に販売しており、三豊と直接の売買関係にない」と主張し、長期間、この問題にタッチしてこなかった。日野は「架装メーカーが不具合はないとして問題解決に動かない。日野としては修理費や補償を支払うつもりはない」との姿勢で対応せず、問題発生から3年が経過するにもかかわらず、解決に向けた道筋が見えない状態だった。



     今年7月に日野が債務不存在の確認を求めて三豊を相手取り訴えを起こした。日野の担当者はボディーについて、これまで「商品価値がない」との認識を口頭で何度も示してきたが、「ボディーに瑕疵または不適合があったとしても、その責任については製造物責任の存否によって解決されるべきであり、自動車(冷凍用保冷箱を積載した)を販売した日野には何ら責任がない」として、支払い義務がないと主張。

     また、日野は架装メーカーに対し、「(製品に)不適合がある場合に債務不履行責任は、日野ではなく、製造・施工した被告知人であり、万一、日野が敗訴した場合には、日野は被告知人に対して損害賠償請求をなしうるものと考える」として訴訟告知し、架装メーカーを裁判に引っ張り出した。被告知人となった架装メーカーは弁護士を伴い出席し、この問題について久しぶりに関わる形となった。

     この日の口頭弁論では、三豊が日野に対して反訴するためにそろえなければならない資料を裁判官から指示されて終了。

     三豊の代理人は「日野が『販売した製品に瑕疵があったとしても責任はない』と訴える形で始まったが、今後は三豊と訴訟告知された架装メーカーとの間で『製品に瑕疵があるのか、あったとしたらどの程度の損害となるのか』が争いの焦点になる。実質的に被告(三豊)と被告知人(架装メーカー)との裁判になり、訴えを起こした日野は高みの見物となるのではないか」と今後の見通しを示している。(玉島雅基)

     
     
     
     
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