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    新トラック運送経営のヒント(5)社長の無知が思わぬ壁に

    2012年2月3日

     
     
     

     今、運送会社の法令違反で真っ先に改善する必要があるのが「乗務時間等告示」の違反です。運送会社のドライバーは拘束時間や休息期間、連続運転時間など、守るべき基準が定められています。これらの違反回数によっては「営業停止」になることがあります。



     実際、重大事故を起こして営業停止になる運送会社の多くが「乗務時間等告示」の違反が原因です。私がそのことを運送会社さんにお話しますと、「それでは改善しよう!」となることが多いです。

     ココまではいいのですが、実際はココで?思わぬ大きな壁?にぶち当たることがあります。

     どんな壁だと思いますか? 安全担当者が本気で改善しようとしないこと? ドライバーが協力しようとしないこと? 実は、それらが原因ではないのです。

     ?思わぬ壁?の正体。それは「社長の無知」です。労働時間等の改善を安全管理室や安全担当者の仕事だと社長が勘違いしているのが根本的な原因なのです。

     拘束時間などの乗務時間等告示の順守=拘束時間の短縮になります。ということは必然的に運行計画の見直しが必要になります。結果、売り上げが下がる可能性が出てきます。おのずと経営全体の問題になります。にもかかわらず、安全管理室や安全担当者に丸投げするのは無謀です。

     彼らは乗務時間等告示を守りたいと考えているのですが、どこまで運行を減らしていいのかの基準が分かりません。乗務時間等告示を守るためにどれだけ運行を減らして、売り上げを落としてもいいのかも判断できません。ココまでくると?社長の経営判断による明確な指示?がないと社員では判断できないのです。

     どの問題までが社員レベルの判断で解決でき、どの問題以降は社長の判断でしか解決できないのか。この区別ができるのが本来の社長です。社員で判断できない問題を社員に丸投げするのは社長として失格です。重大事故を起こし、「乗務時間等告示違反」で営業停止になっても構わないのなら、社員に問題を押し付けたままでいいでしょう。それも社長の経営判断ですから。でも、その時は社員のせいにするのは止めましょう。「後悔先に立たず」です。

     ?社長さんの明確な指示?を社員は待っています。

     
     
     
     
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