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    危ない現金手渡し 給料運搬中強盗に

    2012年2月27日

     
     
     

     先日、埼玉県内の事業者が強盗事件に巻き込まれた。経理担当者が銀行でお金を下ろし、車で会社に戻る途中に何者かに襲われた。狙われたのは、従業員に手渡すための給料だった。経理担当者が抵抗したため、幸い未遂に終わり、現金は盗まれずに済んだが、偶然ではなく計画的な犯行とも示唆されている。同社の社長も「長年続けてきた現金の手渡しだが、このような事件に遭い、見直さなければならない。うちのような現金手渡しの事業者は他にいると思うが、十分に気をつけて欲しい」と注意を呼びかけている。



     強盗事件に巻き込まれたのは、15日午後4時のことだった。経理担当で役員でもある社長の妻が、埼玉県内の市道を乗用車で走行中、信号待ちで止まったところ、後ろにいた乗用車に追突された。故意に追突してきた犯人は、女性が車を下りた隙に乗用車ごと奪おうとしたが、女性が気付いて抵抗したため、何も奪わずに逃げていったという。

     車にはドライバーの給料50人分、約1300万円があった。結局、未遂に終わったが「怪我もなく、車の修理くらいで、まさに不幸中の幸いだった」と胸をなでおろす。事件は「以前勤めていたドライバーなど、うちが現金を手渡ししているということを知っている人間が関わっている可能性が高い」と社長は言う。「今回のような危険な目に遭うことを考えると、手渡しをやめ、振り込みに切り替えることも考えなければならない」と肩を落としている。

     同社は創業以来、給料は社長自ら現金を手渡してきた。他社が振り込みに切り替えていく中でも、あくまで手渡しにこだわってきた。お金の大切さを伝えるとともに、ドライバーとのコミュニケーションを図るためだ。そして何より「働いた実感がより伝わる」からだった。

     「まさか、自分のところが…という思い」と驚きを隠せない様子だが、「現金手渡しには大きな危険を感じた」と、その見直しにも迫られている。(高田直樹)

     
     
     
     
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