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トピックス
第110回:看板で固定資産税アップ
2012年9月28日
ある日突然、市役所の固定資産税係がやってきた、という社長の話です。
会社は、社長の自宅の敷地内に小さいながらも建物を建てて事務所として使用しています。どこでどう調べたのか分かりませんが、建てられてから20年以上、市役所が請求してくる固定資産税を支払ってきました。この度の話というのは、今までは社長の自宅の一部として固定資産税を計算してきたのですが、会社の看板が掛かっているので、今年から固定資産税の額が上がるというのです。固定資産税は、住宅用の土地建物には軽減措置がありますが、事業用についてはありません、という説明です。社長は、その説明に怒りました。「固定資産税は市役所が勝手に計算し、勝手に納付用紙を送りつけている。仕方なしに支払ってきたのに、今になって税金が上がるのは納得できない」というのです。担当者は、「今まで間違って課税してきたものを見直している」と説明します。社長は「今まで間違いでも通ってきたものなら、そのままでいいではないか」と言い返すのですが、「それはできません」と言います。
担当者は名刺を持っておらず、どこに文句を言いに行けばいいのかと聞けば、「不服申し立てをするのであれば用紙を送ります」と言われ、「会社の看板を下ろしたらどうなるか」と聞けば、「その時は申し出てください」という問答の繰り返しでした。
社長は、こんな勝手な話があるのか、ほんまにええかげんや、と激怒したままです。
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