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    新トラック運送経営のヒント(47)創業者がやるべき大事な仕事

    2012年12月14日

     
     
     

     「それは創業者がやるべき大事な仕事ですね」

     こんな会話をコンサルティング現場でお話しすることがあります。



     最近は安全規制が厳しくなり、ドライバーに対して細かいルールを守るように指導する必要が出てきました。特に、この連載でも何回も取り上げている「過労運転」の原因となる連続運転時間や休息期間を守ってもらうことが大事です。

     そこで問題となるのが、ドライバーが会社の指導に従うかどうか、です。40代以下のドライバーは比較的会社に協力的です。ところが、50代以上のドライバー。彼らが一筋縄ではいかないケースが多々あります。いい意味で「職人気質」。自分が今まで事故を起こしていないのだから、アレコレいちいち会社から指示など受けたくない!

    そんなドライバーさんたちです。特に自分より年下の管理者や、勤務年数が少ない管理者に対しては露骨に反発してきます。「今は昔と違い法令が厳しくなってきたから協力してほしい」と、管理者からお願いをしてもなかなか素直に応じてくれません。「オヤジ(創業者)はそんな細かいこと言わなかったじゃないか! なんで今更そんなこと言うんだ! そもそもウチの会社は法令を守るなんて社風ではなかったじゃないか!」そう若手管理者に食って掛かってくる始末です。

     創業者の肩を持つ訳ではありませんが、確かに一昔前は今ほど法令を守ることに厳しい罰則はありませんでした。過積載や飲酒運転をしたり、死亡事故を起こしても、運送会社が「営業停止」になることは滅多にありませんでした。そのため、ドライバーに対しても連続運転時間や休息期間を守るように指導することも、ほぼなかったのではないでしょうか。要するに「教育なしドライバー」でも、ほとんど支障なかったのです。

     それがこの数年の安全規制の強化で、運送業界を取り巻く環境が一変してしまいました。「教育なしのドライバー」は急に細かなルールを守れと言われてもカラダが拒絶反応を起こします。「オヤジ(創業者)は休みたい時に自由に休め。そう言ってたじゃないか」。こうなるわけです。

     この問題のベストの解決法。

    それは創業者が「教育なしドライバー」と直接会って話をすることです。これを創業者以外の若手管理者にやらせると問題がこじれてしまいます。

     「創業者のやるべき大事な仕事」。やり残していないか、最終チェックをしてみて下さい。

     
     
     
     
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