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    中古海コンシャシー 価格上昇、倍以上に

    2013年1月18日

     
     
     

     国際的な景気低迷や中国との領土問題などの影響で、昨年から海コン輸送は大幅に物量が減少しているとはいえ、台数の減少なども影響してシャシーを求める声は多い。大阪府堺市のある海コン輸送業者は荷主の要請で、海コン輸送の拡大を求められた。しかし、同社が保有している現行のシャシー台数では対応できないことから、中古での購入を行うこととしたものの、数年前と比較して、新車登録から約16年、17年の高年式が2倍以上も値上がりしており、「購入するにも高過ぎるため、思うように集められない」と嘆く。



     海上コンテナはトラクタ1台に対して、シャシーが2〜3台必要なため、海コン業者はシャシーの数を多く保有することで仕事の効率化が図れるとの思いを持っている。実際、シャシーはコンテナを積み込めば1日に数時間、長ければ数日間、荷主先に留まることから使用できなくなり、結果、トラクタ1台に対して複数のシャシーが必要になる。

     また、大阪・南港や関東ではコンテナを積み込むのに渋滞が発生し、目的のコンテナをターミナルから持ち出すのにも渋滞時間を考慮して、数台のシャシーを使用し、その後、配達時間に合わせて荷主企業に配送することから、他のトレーラ輸送よりもシャシーを大量に保有するようだ。

     前出の事業者が愛知県で見つけた中古シャシーは、新車登録から16年以上で価格は40万円程度。数年前なら、その半分以下の価格で購入できたようだ。

     大阪市で中古トラックの販売・買い取りを行う業者に聞くと、「海コンシャシーは新車から10年以上経過すれば、数年前なら15万円から20万円程度で十分購入できた。しかし、海コン輸送は数年前から魅力がなくなり、一部では廃業や倒産、車両の減車などが増加。当時はシャシーを購入して新たに海コントレーラの増車を考える業者も少なく、低価格でシャシーが購入できたが、こういったシャシーも海外や国内で販売され、現在は品薄となり高額で取引されている」と説明する。

     日本の海コンシャシーは丈夫で長持ちすることから海外でも人気が高く、国内で需要がなかった時期には、海外に大量に輸出されたため、国内で必然的に値上がりしているという。新たに新車でシャシーを購入するとなれば、三軸であれば1台300万円と高額で、海コン業者は中古品を求めるため価格が上昇しているようだ。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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