-
トピックス
厳しい処分「明日は我が身」驚愕の労働状況 守れば到着できない
2015年2月20日
ただでさえ難しいトラックドライバーの労働時間の短縮化が、人手不足をカバーしなければならない日常業務のなかで逆行ムードにある。先に北海道で全国初の厳しい行政処分が出されたが、高速道路や道の駅、コンビニエンスストアなどで休憩するドライバーに話を聞くと、実運送の経営者らが口にする「明日は我が身」の懸念が現実であることを痛感させられる。「高速道路を使えば収入が減ってしまう」「次に家へ帰れるのは1週間後の日曜日」と話したドライバーらは、いずれも還暦を間近に控えた年代。繰り返される車内での仮眠に健康状態も心配される。
兵庫県姫路市のコンビニで休んでいたユニック車(神戸ナンバー)のドライバーの労働状況は衝撃的だった。還暦が近づくドライバーによれば「月曜日の早朝に片道150キロほどの仕事をこなし、いったん会社で燃料を補給。それから宵積みに行って、夕方4時ごろに約750キロ離れた茨城県に向けて出発。翌朝7時に荷を下ろし、帰り荷を積むため栃木県まで走り、午後3時ごろに関西方面へ向けて始動。所属事業所を通り過ぎ、荷下ろし地の姫路市へ夜中の2時ごろに着いて休憩する」という。(詳しい内容は、物流ウィークリー2月23日号に掲載しております) -
-
-
-
「トピックス」の 月別記事一覧
-
「トピックス」の新着記事
-
物流メルマガ