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4トン乗り手不足「来るのはオヤジばかり」期待込めた2トンも
2015年3月19日
「オヤジのような年代を雇うために買ったわけじゃない」と、精密機械などを扱う中国エリアの運送経営者(51歳)。鋼材輸送を手掛ける隣県の同業社長(45歳)は「4トン車の乗り手に穴があくと、ほとんど埋めることは不可能になった感じだ」と打ち明ける。総重量5トンまでしか乗れない普通免許の運転範囲が、さらに狭められる方向にある。いまもトラック運送事業のメーンとなるのは4トン車以上だが、その担い手を20歳未満の若者に求めることはできないのが実情だ。加えて労働時間の問題がベテランのドライバーを「より稼げる大型車、トレーラ」へと向かわせており、小ロット・多頻度輸送の現場には将来を不安視する声が広がっている。
冒頭の経営者は昨年、若手を採用するために車両総重量5トン未満となる2トン車を数台購入。大型車だけでやってきた同社には従来、2トントラックで扱えるような仕事はなかったが、「将来の人材確保のため」に社長が営業に奔走した結果、「なんとか新しい受注を取り付けることができた」という。(詳しい内容は、物流ウィークリー3月16日号に掲載しております) -
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