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三豊物流敗訴 大型冷凍車ボディーの瑕疵めぐり争うも…
2015年5月1日
三豊物流(外山芙美子社長、北海道小樽市)が新車で購入した大型冷凍車4台のボディーの不具合を巡り、販売元の北海道日野自動車と製造元の日本フルハーフとの間で争ってきた裁判の判決が3月27日、札幌地裁小樽支部で言い渡され、三豊の請求が棄却された。三豊は控訴せず全面敗訴となる判決を受け入れた。問題発生から約7年、裁判が始まってから3年あまりという長期間の争いが終結。三豊は「言い分は全て棄却され完全に負けた。今後は前を向いて仕事に取り組んでいく」としている。
問題は、三豊が平成19年から同20年にかけて地元ディーラー3社(北海道日野自動車、三菱ふそうトラック・バス北海道ふそう、UDトラックス北海道)を通じて、大型冷凍車8台を納車したことから始まる。冷凍コンテナは全てフルハーフ製だったが、三豊はほどなく、「積み荷が緩む、庫内の霜が溶けてダンボールが水浸しになる」といった現象が起きるとして、冷却性能が十分ではないとディーラー各社とフルハーフに対し原因解明と補修を要請した。三豊はそれ以前からフルハーフの製品を「信頼できる」と評価し、実際に多く使用してきたが、今回の製品については「問題がある」と判断した。(詳しい内容は、物流ウィークリー5月4日号に掲載しております) -
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