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「以前と比べて倍以上」バス料金に驚き 次はトラックの番と期待
2015年7月13日
「以前と比べれば倍、いや、それ以上。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)までで10万円に近い運賃だし、東京だと50万円ほどというから驚くばかりだ」と話すのは、兵庫県中央部に住むトラック運送事業の若手経営者。地元の小旅行で利用するために貸切バスの見積もりを取ったところ、予算を大幅に上回る運賃・料金を提示された。違反すれば厳しい行政処分が待つ貸切バスの新しい運賃・料金制度が始まって1年余りが経過しているものの、今年4月からは適用を猶予されていた既存ユーザーも含む全取引が対象となったことで、戸惑いの声が広がっているようだ。
「子供会の旅行先を考え直さないといけない」と、同県加古川市でトラック運送事業を手掛ける40歳代の経営者。頼むつもりだったバス会社の運賃・料金の見積もりが予想を大幅に超えたためだ。平成24年に起きた高速ツアーバスの事故などで浮き彫りになった貸切バス業界の危険な実態を踏まえ、安全運行の徹底に向けた施策の一つとして組み直された貸切バスの運賃・料金制度。時間と距離(キロ)の併用運賃をベースに深夜・早朝、交代運転者などの料金を加算する新しい仕組みが昨年4月からスタートし、既存の顧客向けに用意された1年間の猶予期間を経た今年4月からは、すべての貸切バス契約で新体系が敷かれることになった。(詳しい内容は、物流ウィークリー7月13日号に掲載しております) -
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