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人材不足の家電配送 確保と活用の難しさ
2015年9月10日
愛知県名古屋市の運送会社社長は「家電配送の難しさは、基本的には2人以上で組んで行うことにある」と指摘する。「ウチも参入しようとしたが、結局は断念した。『基本的に2人体制で』というとドライバーが嫌がる。さらに宅配までもというと、嫌になって辞められてしまうことも十分予想できる」と語る。
また、「ドライバー自体の問題以外にも、やり辛い点がある」と話すのは、一宮市の運送会社社長。「2人体制でやるとするならば、1人はアルバイトなどで埋める形でやりたい。1台に集中して正規の人員を配置した結果、戦力が足りなくなり、全体の注文が捌けなくなるのは避けたい。これは運賃と人件費との採算バランスもある。1台に正規の人員が集中しても、運賃がそれ相応の値段になるわけではない」。さらに、「助手が欲しいときに、普段から必ず確保できるわけではない。また、アルバイトは責任感も違うため、無断欠席などされたときは負担がかかる」と、人材確保の難しさを語った。また、弥冨市の運送会社社長は「家電の宅配や設置には、専門知識を持った人材が必要になる」と、業務の難度についても言及している。(詳しい内容は、物流ウィークリー9月7日号に掲載しております) -
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