-
トピックス
物流の未来…今後の物流業界は? 進化と展望、事業者の希望
2016年1月8日
これからの運送業界を展望する上で欠かせないのが、「運賃」と「人材」ではないだろうか。業界では長く「適正運賃の収受」を求めて、様々な活動を展開してきたが、いまだ実現には至っていない。また、深刻化する人材不足をいかに補うか。拠点の集約や共同配送といった効率化の追求や、女性ドライバーや高齢者の有効活用、また、技術革新による自動運転トラックやアシストスーツ、ドローンの実用化など様々な取り組みが進むが、何より、若者がどんどん入ってくる魅力のある業界にすることが急務だ。運賃と人材、この二つが解決されることによって、運送事業者にも明るい未来が待っていると言える。
未来のロボットテクノロジーを物流現場で活用する動きが活発化している。なかでも注目されるのが、職業病とも言われる腰痛を防ぐために手積み・手下ろしをアシストする製品や、人手不足を補う製品だ。アクティブリンク(奈良市)の「アシストスーツAWN―03」は、高所作業用の安全帯に似たハーネスを身に付け、接続部分に本体を装着。作業者の体幹の動きを位置センサーが検出し、動作意図に合わせて腰部のモーターが回転する。太ももを押してくれるような動きで、その反動で上体が立ち上がるため、腰の負担を減らしながら荷物を一緒に持ち上げることができる。(詳しい内容は、物流ウィークリー1月1日号に掲載しております) -
-
-
-
「トピックス」の 月別記事一覧
-
「トピックス」の新着記事
-
物流メルマガ