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トピックス
ETC2.0の導入メリット 料金収受以外の活用方法と導入費用
2016年1月18日
今年4月から首都圏で高速道路の新料金制度がスタートする。「ETC2.0」導入車については、圏央道を利用した区間の料金から2割引、大口・多頻度割引の対象道路に圏央道を追加するなどのインセンティブが用意されている。「ETC2.0」の基本は「料金収受システム」である。全国の高速道路約1600か所、一般道約1800か所に設置されたITSスポットとよばれるアンテナとのやり取りで利用経路や利用時間、速度、加減速データの把握ができるため、混雑状況などに応じた機動的な料金収受ができる。
装着義務はないものの、ETC2.0装着車にメリットのある施策にするため国交省は、出発地と到着地が同じであれば、どのルートを通っても同一料金にする。経路情報の活用では、混雑している経路からの転換を促すため、都心経由ルートと環状道路経由に料金差を設けたり、将来的には都心の混雑時間帯に周辺道路の料金を引き下げ、ほかの時間帯は同一料金にするなどの切り替えが可能になる。また、給油など一時退出をした場合にもターミナルチャージの再徴収はなく、高速を降りずに利用した料金のままでよいため、大口・多頻度割引が途中で切れる心配もない。(詳しい内容は、物流ウィークリー1月18日号に掲載しております) -
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