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トピックス
国際コンテナの統計、内質含み割合増加
2016年4月5日
港湾の利用実態を反映するに過ぎない統計数値が、国際コンテナ貨物の荷動きそのものを表すといった認識が広まっている可能性が出てきた。荷動き量そのものは同じであっても、国内の輸送手段として港湾を利用する回数を増やせば、統計数値上は荷動きが活発になったかのように見えるといった現象も生じうる。陸上輸送を海上輸送に切り替える「モーダルシフト」は主にCO2削減対策から提唱される策だが、モーダルシフトを推進することが見かけ上の国際コンテナ貨物の増加につながっているとの指摘もある。
「総コンテナ取扱個数が震災以降、最高になりました」。神戸市は2月上旬、21年前の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸港の復調を象徴付ける発表をした。速報値ではあるものの、2015年1年間のコンテナの総取扱個数が270万TEUを回復したとする内容だ。
(詳しい内容は、物流ウィークリー4月4日号に掲載しております)関連記事
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