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運送業に多い過労死 全産業中ワースト1
2016年7月14日
20年以上も前から「過労死」の多さで、運送業界は上位にとどまっている。6月24日に発表された平成27年度「過労死等の労災補償状況」でも、脳・心臓疾患に関する事案で請求件数161件、決定件数96件は全産業中ワースト1となった。どうして運送事業に過労死が多いのか、各関係者に話を聞いた。
厚労省(職業病認定対策室)は過労死の多い業種のポイントとして、「高齢化が進んでいる」と「労働時間が長い」ことを挙げる。「この二つが主たる要因として見ている。運送業界は他の産業と比較しても高齢者が多く、労働時間が長い。調査を始めてから、ずっと上位にいる」と指摘する。
同省が指摘する通り、同17年度の請求・認定件数は170件・85件で全産業中のトップを占めている。業種別の構成比を見ると、同17年度の26%から同27年度は38%に増加している。
(詳しい内容は、物流ウィークリー7月11日号に掲載しております)関連記事
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