Ｍ＆Ａ大手のレコフと物流ウィークリーは２月２４日、「物流業界での事業承継・Ｍ＆Ａの成功事例」をテーマにオンラインセミナーを開催する。

レコフで物流業界を長年担当する半田庄司課長が、業界におけるＭ＆Ａの現状や運送業界特有の論点、注意すべきポイントを解説する。

基調講演では、運送業界専門の社労士として知られるグローアップ社会保険労務士法人の岡本重信氏が、「コロナ禍で急増する未払い賃金訴訟、運送会社を守る労働時間管理と賃金制度の解決策」と題し、事業者側が今すぐ取り組むべき具体策を解説する。

特別企画の「Ｍ＆Ａでの譲渡体験談」では、２０１９年１２月にＭ＆Ａでハマキョウレックスに譲渡し、事業承継を実際に行った福岡のシティーラインの田浦通会長が登壇。田浦氏が１９８３年に創業した同社は、福岡県糟屋郡に本社を構え、同県を中心に九州圏で拠点を展開。ラストワンマイルやメディカルを中心に物流サービスを手掛けている。２０１８年の年商は約２０億円。

レコフの半田課長が聞き手となり、創業の経緯から事業承継を考えたきっかけ、Ｍ＆Ａを決断した経緯、Ｍ＆Ａ後の変化などを語る。

また、セミナー参加者からの事前質問にも回答する予定。

参加費用は無料。