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物流ニュース
ウェザーニューズ 最適輸送計画支援サービス、物流向けに9月30日まで無償提供
2020年7月2日
ウェザーニューズ(草開千仁社長、千葉市美浜区)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活必需品の宅配ニーズや医療品の安定的な輸送の重要性が増していることから、2020年9月30日まで、物流や製造業者向けの「最適輸送計画支援サービス」を無償で提供。輸送における気象リスクを予測して生活必需品・医療品の安定供給を支援する。梅雨や台風の季節を迎えるにあたり、車両・人員の調整や輸送計画の策定などの業務を気象リスク対策の面からサポートすることで、物流の安定やドライバーの安全確保につなげる考えだ。
同社では、「最適輸送計画支援サービスは、通行止めや規制の可能性を路線ごとに5日先まで4段階で予測するサービス。気象見解や輸送におけるリスクを補足する解説情報とあわせてご確認いただくことで、輸送計画に影響する路線や時間帯を事前に把握することができます。本サービスは、車両・人員の調整や輸送計画 を策定する物流業・製造業の企業中心に日頃からご活用いただいています」という。
ーリスク情報はどのぐらい前に確認することができるのか。
「表示区間における速度規制や通行止めの可能性について、発表時刻から33時間先までは3時間毎、それ以降5日先までは半日単位で情報を提供しています」
ー(ウェザーニューズが)輸送を取りやめるように促すこともできるのか?
「当社では輸送中止を促すことはしていませんが、表示区間における影響度を予測することで、サービス利用者が判断するための素材を提供します」
ー最適な輸送ルートを指定していただく事は可能か?
「当社では、表示区間における影響度を予測しておりますが、輸送ルートの判断は使用するお客様となります」
ーどのような業種の物流事業者がサービスを最大限に生かすことができるか?
「幹線道路を利用する事業者はご活用いただけます。特に、食品や医薬品のような消費期限が短い物を取り扱う事業者や、サプライチェーンの一環で遅れが後工程に影響してしまう物を取り扱う事業者など、しめきり時間が厳しいケースで最大限に生かせると考えております。具体的には、週間予測や解説情報を使って数日前から取引先様との連絡、車両・人員の確保をして頂き、短期予測で最適なルートや出発時間を判断頂くような使い方をして頂いています」
◎関連リンク→ 株式会社ウェザーニューズ
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