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運送会社
セイリョウライン 運送業務システムが中部IT経営力大賞で奨励賞
2020年8月7日
セイリョウライン(幣旗貴行社長、愛知県大府市)では、クラウドを活用して自社開発を行った運送業務システムを運用している。
システムを自社開発するきっかけとなったのはデジタコ。従来のソフトではデータ取り込みに手間がかかる上、運行データの集計・分析機能が少なく安全運行に寄与するシステムとしては不十分だったためで、幣旗社長自らが開発した。
プライベートクラウド上のデータベースを活用して、基幹システムと社内ポータルサイトを作成。基幹システムでは配車管理、デジタコのデータ管理から、顧客や顧客カルテといった営業管理までを行うことができ、それらに付随する作業は徹底的に合理化され、社内業務の処理スピードが向上した。
また、パブリッククラウド上で提供されている共同配送サービスを活用し、協力会社のネットワークでこの情報を共有することで、空便の有効活用など効率的な配送業務の最適化が可能となった。
社長自らが手掛け、改良を繰り返したシステムは「中部IT経営力大賞2020」の奨励賞を受賞。幣旗社長は、「処理はデジタル、判断はアナログ」との考えで、今後もITを活用した経営戦略の具体化を進めていく。
◎関連リンク→ 株式会社セイリョウライン
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