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製品・IT
十九浦産業 DPF洗浄サービスなどコスト削減を提案
2021年2月9日
新型コロナウイルス流行に伴う不況が続く。営業が振るわない時には経費削減が注目されがちだが運送企業のランニングコストはこれまで目一杯削減されてきたものが多く、残った項目には自社努力では削減できないものも散見される。そうした中、コスト削減をメインテーマとした運送企業の総合支援企業が多くの顧客を獲得している。
高品質なアドブルー(エコツーライト)の製造・販売代理店を務める十九浦産業(十九浦拓哉社長、千葉県印西市)はコスト削減をはじめとした運送企業の総合パートナー。エコツーライトの提供と合わせ、DPFの洗浄サービスをディーゼルマフラーソリューションとして提供しており、物流企業の支持を集めている。取引企業はトラック以外の大型車両ユーザーを含めると全国で1000社を超えるとのこと。
社長は「当社はオプティと共にエコツーライトの開発に尽力しており、エコツーライトの力は熟知している」とし、続けて「インジェクター、DPFなどはトラックの故障パーツの多くを占めており、交換すれば高額となるケースも多い。DPFなど、普通に使えば5年以内に目詰まりし交換が必要となり100万円以上かかってしまう。だからこそ当社のメンテナンスサービスとアドブルーを合わせたコスト削減の意味は大きい。またこれらメンテナンスを徹底していれば燃費改善も期待できる」と力説。
同氏によれば現在、メーカーにとってもDPFは定期メンテナンス推奨商品であり「予防や十分なメンテナンス環境が無く交換前提としてしまうのはもったいない」とのこと。
十九浦産業では今年から従来のメンテナンスおよびパーツ故障防止に向けたアドブルー販売に加え、DPF洗浄のための回送サービスもスタート予定。社長は「運送企業も働き方改革を要求され、メンテナンスのための車両移動時間も貴重となった。回送サービスを通じてよりお客様が働きやすい環境を構築できればと思う。これからも課題を抱えたお客様の支えとなれる企業でありたい」と話す。
◎関連リンク→ 有限会社十九浦産業
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