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物流ニュース
タンク点検を全国展開 日本エンヂニヤー・サービス
2010年3月12日
タツノグループの日本エンヂニヤー・サービスでは、地下タンクの保守や点検など、あらゆる業務を展開。47都道府県すべてに拠点を持ち、全国で90か所のネットワークを構築している。
(右から、星氏、鈴木氏、卯西氏)
同社では、タンク内で燃料が貯まっている「液相部」を聴音漏洩検査器『アクアチェック』で調査。貯蔵された燃料を介して伝播する振動音とタンク下部に溜まった水などの高さを測定する。また、減圧したタンクの液相部を通過する気泡音などの騒音を測定し、気密性が保たれているかを診断する。
土壌の調査・分析サービスも展開。「環境リスク分析室」では、専門技士が最新設備で汚染物質、濃度、範囲を分析・特定。汚染されていた場合でも、最適な対策を講じ、土壌の入れ替えや微生物を用いた浄化なども請け負っている。
鈴木義郎環境事業部長は、「漏洩にいち早く気付くためには、適切な在庫管理が重要。自家用タンクでも、できれば毎日、在庫量をチェックしてほしい」と語る。「法定点検はもちろん、万一、漏洩した場合の調査や浄化修復なども当社にお任せ頂きたい。何でも相談してほしい」。
◎関連リンク→ 日本エンヂニヤー・サービス株式会社
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