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運送会社
コマツ運輸 本社リニューアル、社員が安心する会社を目指す
2021年8月13日
コマツ運輸(小松孝社長、神奈川県大和市)は、今年本社をリニューアルした。「シアトル系カフェ」をイメージした建物は一見、運送会社の事務所には見えない。外観から内装まで小松社長のこだわりが反映されている。見た目のスタイリッシュさだけではなく、「無駄を無くしたい」という考えのもと、合理的にデザインされている。使いやすい駐車場にはじまり、屋内には開放的な事務所、ミーティングルームを備える。玄関の正面には大型の鏡を備えた洗面台をあえて配置。広々とした印象を与えることに貢献している。「コロナ禍の中で建てたので、気軽に手が洗えることも意識した」と同社長。
手洗いなど各部屋を説明するプレートは高さ150センチほどに配置。社員と相談しながら、どんな身長の人でも見やすい位置を決めていたった。「当初は設けるつもりはなかった」という社長室は、「他の部屋と区別はしたくない」という意向からプレートをつけていない。来客時には社員も応接室としても活用できるように開放している。
新しい本社を建てる上で意識したことは、「従業員が不安に思わない会社にする」こと。みすぼらしく見えないようにし、安心感を与えたいと考えた。同社長は「本社を建てることができたのはドライバーが頑張ってくれているから」と話す。
現在、本社だけではなく、各営業所も環境の整備を進めている同社。床やクロスの張り替え、水回りの入れ替えなど少しずつテコ入れしている。「5Sの重要性など、常にきれいに保つことの大切さを改めて感じた」と語る。より働きやすい職場を目指し環境の構築を進めている。
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