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物流ニュース
LED照明で環境に注力 大阪センコー運輸整備
2010年4月16日
地球環境保全に対する意識の高揚から、企業として重要なキーワードとなるのが「省エネ」への取り組み。大阪センコー運輸整備(大阪府摂津市)ではこのほど、本社事務所の蛍光灯を直管型LED照明灯に交換。LEDの省エネ・長寿命という特長を生かし、CO2削減や労働災害防止に役立てている。
本社事務所の蛍光灯をLED照明灯に交換したもので100本導入した。同社管理部安全担当課長の峰森吉和氏は「イニシャルコストはかかるが、長寿命で省エネ。先を見越せばコストパフォーマンスは優れている」とし、「いち早く導入したかったということや、良いと思ったことはどんどん採用するセンコーグループのDNAが導入の契機となった」と説明する。LED照明灯は、長寿命・省エネだけでなく、すぐに明かりが点灯するなどの利点が。また、LED自体が熱を発生しづらいため、空調コストの削減にもつながる。
同社は、労働災害の抑止にも着眼。峰森氏は「高い位置にある照明を交換する際、蛍光灯を落としたり、転落などで労災につながるケースがある。長寿命の利点を生かし、交換の手間や災害を減らせる」と考えた。
様々な場で交通安全対策について講演を手掛ける峰森氏。「厳しい時代だからこそ同業者と協力し、リスクを小さくして共に取り組むことが大切。今回のLEDも積極的に披露していきたい」と交通安全対策をはじめ地球環境対策も積極的に推進している。
自家用車もハイブリッドカーのプリウスに乗車し、「環境に貢献することが私のステータス」と語る同氏。今後の取り組みについて「倉庫や高位置にある照明をはじめ、追尾式や人体センサーの照明なども、積極的に採用していきたい」とし、「お客様に、より感動を与えられるサービスにつなげていく」と語る。
◎関連リンク→ 大阪センコー運輸整備株式会社この記事へのコメント
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