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    除雪費削減で悪路にストレス 運送事業者から悲鳴

    2011年2月8日

     
     
     

     年明けから札幌市を中心に連日、大雪が続いている。しかし、今年度の道内の除排雪費が事業仕分けの影響で2割も削減されたため、道路の状況が非常に悪く、運送事業者からは悲鳴が上がっている。
     札幌市内で店舗配送を手がける事業者は「今月初旬から中旬にかけて道路事情がひどく、車の流れが遅すぎて、配送に普段の1.5倍以上の時間がかかっている。着荷主に迷惑をかけ、ドライバーもストレスが溜まっているようだ。延着になってしまうケースが出てくるが、それは仕方がないとしても、事故が心配で夜も眠れない」とこぼす。


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     除雪に携わっているダンプ事業者は「予算が削減されて大きな痛手。北国の住民にとっては、道路の除排雪は通常の生活や経済活動を維持するために絶対に必要なもの。これを減らすことで、渋滞や事故など予算削減以上のコストが出ているのではないか。冬道の厳しさを理解できない人間が予算を決めたのではないか」と憤りを見せる。
     札幌市には1月20日現在で、除排雪に関して1万3000件以上の苦情がきており、前年から5000件以上増えている状態だ。

     
     
     
     

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