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物流ニュース
鈴与 感染性廃棄物の処理システム稼働
2011年3月31日
鈴与(鈴木与平社長、静岡市清水区)は2月2日、大型の高圧蒸気滅菌器をJFEエンジニアリンググループのエヌエスユシロ(川崎市川崎区)が製造・販売し、医療機関などから出される廃棄物の削減を目的とした感染性廃棄物の滅菌処理システムを共同で構築した、と発表した。
新しい処理システムは、感染性廃棄物を121度以上で20分間、高圧蒸気滅菌し、非感染性廃棄物として焼却・融解処分するもの。従来は、使い捨てのプラスチック容器や段ボール容器と一緒に焼却処分されることが多かった。新たなシステムでは、滅菌段階で使用する容器が再利用可能なため、焼却する量を最小限に減らすことができるという。
システムはエヌエス社が運営するNSリサイクルセンター(同川崎区)で稼働。処理能力は1日当たり5tで、500床クラスの大規模病院の半月分に相当する。既に大学病院を含む、数か所の病院と契約を結んでいるという。
◎関連リンク→ 鈴与株式会社この記事へのコメント
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