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物流ニュース
SGモータース 冷凍・冷蔵・ドライ3温度管理車両を開発
2011年5月10日
SGモータース(谷本育生社長、大阪市大正区)は4月7日、冷蔵・冷凍・ドライ機能がついた「3温度帯管理機能搭載車両」を開発し、酒販、食品小売業者への販売を開始すると発表した。新車両はオリジナルボトラーカー「FVV」の今後の拡販施策として商品化したもの。
FVVはドライ商品のみの車両だが、佐川急便の「飛脚クール便」に提供してきた冷蔵・冷凍機能の技術とノウハウにより、幅広い商品の品質管理を可能にする3温度帯管理を実現した。
第1号の納車先となった「ふじまつ」(藤松英雄社長、京都市南区)は、地域の販売、飲食店へ酒類および食品を納品している。以前は平ボディーの車両で配送業務を行っていたが、夏場の高温時は保冷シートを使用しても温度管理ができず、品質に問題が発生することや、雨天時には荷扱いや作業性にも欠くことからバン型車の利用を進めてきた。
(1)季節に左右されない、商品ごとの適切な温度管理の実現(2)ドライバーの作業性向上――を図るため車両を検討していたところ、SGモータースの3温度帯管理機能やFVV車両のコンセプトに注目、受注に至ったという。
◎関連リンク→ SGホールディングス株式会社この記事へのコメント
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