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物流ニュース
東ト協 GEPセミナー開催「累計9kLの燃料使用量を削減」
2022年2月3日
東京ト協(浅井隆会長)は12月20日、令和3年度グリーン・エコプロジェクト(GEP)トップランナーセミナーを開催した。
このGEPは東ト協独自の取り組みで、今年で16回目を迎える。2006年から地球温暖化防止対策として、車両ごとに収集した燃費からデータベースを構築し、継続的なエコドライブ活動を推進・支援、CO2排出量の削減や燃費向上に伴うコスト削減、事故防止などに向けた取り組みだ。
そしてGEP参加者の中から顕著な成果をあげた会社をトップランナーとして毎年表彰を行っている。
来賓として都環境局環境改善部長の筧直氏、同自動車環境課長の渡邊昇氏らが招かれ、表彰後はトップランナー基準や各社の紹介を行った。
浅井会長は冒頭、「これまで15年の実績として、累計9kLの燃料使用量を削減。副次的効果として、活動参加前後で比べると事故率が約3分の1に減少したという結果も出ている」とGEP参加の意義を語った。その上で、「GEPは『未来のために、私たちができること』を基本理念に掲げており、SDGsの持続可能な社会の実現のための理念と合致する」とし、「GEPの活動を継続することで、『環境や社会に配慮した優良企業』というイメージアップにつながる好循環を生み出すものと信じている」と話した。
トップランナー賞を受賞したのはアペニンコーポレーション(江戸川支部)、稲垣運輸(練馬支部)、奥運送(渋谷支部)、昭和の森エリアサービス(多摩支部)、タカセ運輸集配システム(港支部)、東武高活運輸(江戸川支部)、ニッコー(多摩支部)、日本運輸(足立支部)、皆木運輸倉庫(足立支部)、八武崎運送(江戸川支部)、渡邊倉庫運送(港支部)の11社。
また、環境委員長賞は、SY(江戸川支部)、ケイ・エス・ライン(練馬支部)、ケーズライン(多摩支部)、丸信産業(多摩支部)、丸橋運送店(城東支部)、武蔵通商(多摩支部)の6社。
◎関連リンク→ 一般社団法人東京都トラック協会
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