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    なごの浦運送 ソーラーパネル設置完了、50戸分賄える発電

    2011年8月29日

     
     
     

     なごの浦運送(鈴鹿市)グループでは、事業場・社員寮などの屋根にソーラーパネルの設置を進めてきたが、このほど亀山営業所に46枚のパネルを設置し、予定していた6か所・266枚すべての設置が完了した。すべて合わせると1時間あたり160.46kwの電力を発電でき、これは一般家庭50戸分を賄える量だという。投資総額は約1億円。


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     同社はこれまでもトレーラ化による輸送効率の向上やISO14001の認証取得など、環境問題に積極的に取り組んできた。中川五彰社長は、「年間120tの二酸化炭素を削減でき、約8600本の杉と同様の効果がある。また、節電が叫ばれている中、自家発電で少しでも社会の役に立てればうれしい」と話す。年内をメドに神奈川支店での設置も計画しているという。
     設計・施工を担当した楽笑(四日市市)の丸山鉄也社長は、「太陽光パネルは倉庫を持つ運送会社などに最適」と話す。原田等氏は「条件にもよるが投資額はおよそ10年で償却できる」という。
     設備の耐用年数は30年だが、中川社長は「20年後には発展途上国に無償でプレゼントしたい」。また、防災用として太陽光発電設備および蓄電池を地元公民館に寄付することも検討中だという。

     
     
     
     

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