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物流ニュース
大阪府 不適合車が流入、建設関係の地方ナンバー
2011年9月7日
流入規制により、大阪府の運送会社では適合車両への代替えが行われた。一部では規制を逃れるための車庫飛ばしも見受けられたものの、取り締まり強化などで最近では減少しているように思えたが、建設関係などの一部の運送事業者は不適合車両で、大阪府下で堂々と業務を行っているようだ。
岸和田市に本社を構える運送会社は、流入規制で車両を全て適合車に入れ替えた。同社は特殊な建設機械など、工事現場などへの配送が中心で、近畿圏内を中心に事業展開している。規制の厳しい公共工事や民間工事などにも出入りしている。
そんななか、大阪市内の工事現場で流入規制に引っ掛かる車両が出入りするのを見かけた。和歌山ナンバーで、見覚えのない車両であった。
同社は特殊な輸送を手掛けることから、現場を出入りする車両については、ほとんど存在を知っているが、見覚えのないものについては、多くが地方ナンバーで規制をクリアしていないのだという。
「規制の取り締まりが厳しくされていないため、不適合車両が堂々と走っている。こういった存在が、業界の運賃低下につながっているのでは」と指摘する。この記事へのコメント
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