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物流ニュース
センコー 液体化学品輸送タンカー「扇奥羽丸」就航
2012年1月12日
センコー(福田泰久社長、大阪市北区)は昨年11月、ケミカルタンカー「扇奥羽丸(せんおううまる)」を就航。国内の各港を巡航し、合成樹脂メーカーなどに様々な液体化学品輸送のサービスを提供する。
同社は「現在、内航ケミカル船業界での船腹が減少してきていることや、来年度からケミカル製品輸送の船型条件が格上げされることを受け、ケミカル製品の安定輸送と事業拡大を図るために建造した」としている。
また、本船は様々な荷主のあらゆる製品に対応できるようタイプIIと呼ばれる仕様にするとともに、環境に配慮した新型のエンジンを搭載し、NOx排出量の低減を実現。安全な航海を徹底するために、同社独自の動態管理システムと気象海象の変化に対応した警報システムを導入している。
なお、「船名は大震災の被害を受けた東北地方の1日も早い復興を願い、『扇奥羽丸』とした」としている。
◎関連リンク→ センコー株式会社この記事へのコメント
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