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    全ト協引越部会・会員アンケート 80%が「評価制度は必要」

    2012年2月27日

     
     
     

     全ト協は2月、引越部会を開催。鈴木一末部会長は「積極的に忌憚のない意見を出してほしい」と、あいさつした。副部会長に新任した五十嵐良夫氏(アイユーシー)の紹介の後、引越繁忙期実施事項などを協議、引越優良評価事業の検討経過などが報告された。


     引越優良評価事業では事務局から、「第3回準備委員会を13日に開催する予定。準備委員会は計3回、平成24年3月末までの予定で進めていたが、最終決定に際してもう少し時間をかけて内容を検討していく必要があるため、期間延長を提案する予定」と報告。また、「引越約款の改正の話も出ており、東ト協でのアンケート結果を踏まえて進めていく」とした。
     同評価事業については鈴木部会長から「優良という呼称では最優良というイメージがあり使いにくく、安心などの言葉に変えた方がいいのでは」とコメント。事務局からは「評価を得るには引越講習の受講者がいることが必要では」との意見も出た。
        ◇
     全ト協では昨年、同評価制度導入についてアンケートを実施。引越部会の会員事業者や引越事業を手がける会員事業者439社が回答した。
     Gマーク取得状況については、「受けている」と回答した事業者が53.1%。「受けていない」は39.6%だった。また、評価制度の必要性については、「必要である」と回答した事業所が80.4%に対し、「必要ない」と答えた事業所は14.4%だった。
     同制度の申請費用については、「5000円以下」が60.1%を占めた。また、評価有効期間については、「3年間」が39.6%、「2年間」が32.8%だった。
     導入メリットについては、「自社をPRできる」が64.9%、「仕事を獲得できる差別化要因」が50・2%、「業界全体をPRできる」が49.8%だった。
     申請意向については、「積極的に申請したい」が41.0%、「周囲の動きを見てから判断」が27・8%、「まだよくわからない」が21.6%だった。
     消費者へのアンケートについては、首都圏の鉄道駅の通行者のうち20から60代の女性402人から回答を得た。
     引越事業者を利用した経験は、「ある」が70.6%、「ない」が29.4だった。
     選定理由は「低価格」が32.7%、「有名」が17.1%、「会社の指定」が14.9%、「信用がある」が14.2%だった。
     引っ越しでのトラブルでは、「あった」が22.9%、「なかった」が76.4%。
     「マル適マーク」について、「大いに参考にする」が54.7%、「ある程度参考にする」が29.9%。「参考にしない」は6.7%だった。
    ◎関連リンク→ 全日本トラック協会

     
     
     
     

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