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    国交省 ITSスポット活用の官民実証実験を開始

    2012年3月5日

     
     
     

     国交省は2月20日から、ITSスポットを活用した物流効率化の官民実証実験を開始した。今回の実証実験では、九州地方の「ITSスポット」で物流事業者の実験車両のプローブ情報(走行位置などの情報)を収集し、データをリアルタイムで物流研究会へ情報提供する。
     ITSスポットは昨年8月、全国の高速道路上を中心として約1600か所に整備され、広範囲の道路交通情報提供や安全運転支援などのサービスを開始した。


     物流研究会では、「物流車両の到着時刻予測を納品先に事前に知らせるなどにより、配送荷物の効率化の可能性などを検討する。道路管理者も、同じプローブ情報を用いて交通分析への活用を検討していく」という。
     今回、博多港にある配送拠点から九州各地の家電量販店へと向かう物流事業者車両で実験。期待する効果では、納品の効率化や高度化と安全・安心な荷物配送のための運行管理の高度化が挙げられている。
    ◎関連リンク→ 国土交通省

     
     
     
     

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