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物流ニュース
全通連 期待高まる鉄道輸送、サービスの高度化が課題
2012年4月10日
全国通運連盟(川合正矩会長)は3月、「モーダルシフトの更なる促進に向けて」をテーマに鉄道利用運送推進全国大会を東京で開催。国交省の金井昭彦大臣官房参事官(物流担当)が「鉄道利用促進に向けた施策」を説明した後、「これからのコンテナ営業」についてJR貨物の村山洋一専務が講演した。
このほか「31フィート無蓋コンテナ『スチールライナー』による鋼材輸送」「『特定流通業務施設』の整備による鉄道コンテナの利用促進」「31フィートスーパーURによる拠点間ラウンド食品輸送と環境経営」「『世界遺産』の島から『環境』にやさしい輸送を」をテーマに、参加事業者がそれぞれ事例を紹介する形で提言。
すべての発表が終了すると、全通連の脇田明久常務が「環境にやさしいモーダルシフトの一層の促進を図るべく『鉄道コンテナお試しキャンペーン』の更なる活用を図る」などとする大会決議を朗読し、可決した。
事務局では「今後、環境意識の高まりや少子化による長距離トラックドライバーの不足などから鉄道貨物輸送への期待が高まり、更なるサービスの高度化が課題となる」として、大会で発表された提言など「今後の取り組み方針」として大会決議にまとめた。決議内容は「新年度の事業計画にも反映させていく」という。この記事へのコメント
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