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物流ニュース
トヨキンクリーンセンター フォークリフト道場を開設
2012年6月4日
トヨキンクリーンセンター(鈴木和弘社長、愛知県豊田市)は、新たにフォークリフト安全道場を開設。社内のフォークリフト資格者290人を対象に3年間で研修を実施していく計画だ。広田営業所に設定されたコースでは、大山孝司道場長とインストラクターが、研修者にマンツーマンで指導を行っている。
プログラムは午前中が点検と実技。点数制で、始業点検は100点満点中70点が合格点。実技は90点以上が合格点と、高い水準が要求される。
実技はトライアルを2回実施。1回目終了後に講師がアドバイスを行い、それに基づきより完璧なトライアルを行う。研修では、パレットの四角に置かれたほぼ満タンに水の入ったカップから水をこぼさないよう、パレットを水平に保ったまま移動させる訓練を行う。大山道場長は「基本ができていなければ難しいはず」と話す。
午後はヒヤリハット体験、積み込み作業、学科試験を実施。ヒヤリハット体験では、パレットに積んだ状態で急ブレーキ、急旋回を体験していく。実際にフォークリフトを追突させ横転させるなど、いかに事故が怖いかを体で覚えこむ。大山道場長は「安全運転の基本を学ぶだけではだめ。恐怖感を実体験させ、免疫をつけるのが狙い」と話す。
目標は事故ゼロの職場。これまでの指導では効果が薄いと判断し、多彩なカリキュラムが組まれた。
「自己流のクセを徹底的に修正してもらう。とにかく、目に柔軟性をもたせることが最も大切」とし、ポイントごとに目線を確実に移していく指導も行っている。
並行してドライバーの物流安全道場も開催。厳しい訓練が展開されている。
◎関連リンク→ トヨキングループこの記事へのコメント
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