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物流ニュース
JTP梱包技能競技大会 アイデア駆使し技術魅せる
2012年8月29日
日本トラックリファインパーツ協会(JTP、羽鳥貞雄代表理事)は7月7、8の両日、福井県越前市の津田鋼業を会場に「梱包技能競技大会」を開催。37社37人のフロントマンが日ごろ培ったトラックリファインパーツの梱包技術を競い合った。同大会は技術のレベルアップとエコを意識した新しい工夫・発見を目的として開催しているもので、今回が3回目。
金山龍一実務者委員長は「日常業務で身に着けたアイデアを存分に出してほしい。過去2回はトラップパーツ西九州が優勝している。皆さんには何としても3連覇は阻止するつもりで頑張ってほしい」と力を込めた。
競技は1日目に1回戦と2回戦を行い、競技者以外のスタッフ全員が、スピード、美しさ、工夫性、エコ性を審査基準として投票し勝ち残りを決めた。
1回戦ではコーナーグリル、フロントグリルの梱包技術で競い合い15人が勝ち残った。2回戦はインテグラルボックス、3回戦ではドライバーシートの梱包でそれぞれ争われ、競技者は定規やカッター、エアホチキスなどを駆使して与えられた部品を手際よく収納していった。
そして決勝戦ではダンボールを使い、「頑丈で座り心地のいい椅子」を製作するという、かつてない題目が出され、競技者らは背もたれを取り付けたり、脚部分を強化するなど、限られた時間で独自のアイデアを駆使し、しのぎを削った。
競技の結果、優勝(最優秀技能賞)には東清和氏(栗東商会)が選ばれ、賞状とトロフィー、記念品が贈られた。2位(優秀技能賞)には星山竜士氏(カネタニ)、3位(優良技能賞)には太田謙介氏(金沢商会)が選ばれた。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本トラックリファインパーツ協会この記事へのコメント
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