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    ビーインググループ 持ち株会社を設立

    2012年9月19日

     
     
     

     アクティー(喜多甚一社長、石川県金沢市)を中核とする総合物流のビーインググループは8月31日、同社および子会社の経営管理部門を統括する持ち株会社「ビーイングホールディングス(HD)」を設立した。
     15のグループ会社の経営管理、不動産賃貸事業をビーイングHDに、一般貨物運送、物流事業を同日付で新設したアクティーにそれぞれ承継する。管理部門と事業部門を切り分けることで、各事業の独立性を高め、採算性や責任体制を明確化するとともに経営の効率化を図る。


     アクティーはこれまで、3PLサービスやタクシー、貸し切りバス、車両整備、物流関連ソフトウエア開発などの子会社14社で「ビーインググループ」を展開していた。
     各子会社の人事や総務、経理などの経営管理部門はアクティーが担当していたが、これを持ち株会社が一括して担うことで、アクティーと各子会社がそれぞれの事業に専念し、グループとして機動的な対応が可能になる。また、持ち株会社の名称を「ビーイング」とすることで、これまで親しまれてきたグループの愛称を正式なブランドとしてアピールしていく。
     ビーイングHDは新設の「アクティー」が発行する普通株式1600株を全て引き受け、アクティーを含めたグループ各社がビーイングHDの傘下に収まった。社長にはアクティーの喜多社長が就任。資本金は8000万円で、本社はアクティーと同じ社屋に置く。
     持ち株会社への移行について、喜多氏は先に行ったインタビューで「将来的には事業会社ごとに権限の委譲を進めていく。また、新規事業として、アイデアと情熱を持っている若い事業家と、人・カネ・情報を豊富に持っている事業家とをマッチングさせる投資育成事業を手がけていきたい」と抱負を語っていた。
     アクティーは1986年の設立。北陸三県を中心に約20拠点を構え、子会社を合わせた従業員数は約1000人、年商約90億円。
    ◎関連リンク→ ビーインググループ

     
     
     
     

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