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物流ニュース
浜名梱包運輸 日本ピープラスを子会社化、引越中心に連携強化
2012年10月3日
浜名梱包輸送(鈴木猛社長、浜松市浜北区)は日本ピープラス物流(愛知県丹羽郡)を株式取得により子会社化し、引越部門を中心に連携を強化している。
日本ピープラス物流は1973年7月に「日本ピアノ配送」として設立。全国引越専に加盟し、「ハトのマークの引越センター」の名古屋城北センターを運営しているほか、自社倉庫を保有し、楽器類や事務機器の輸送を手掛けている。05年に現社名に変更。保有車両はユニック車や2トン、4トン車を中心に約30台。
今年2月に子会社化し、社長は鈴木氏が兼務。浜名梱包輸送の石川喬之・執行役員が取締役営業統括部長を務める。
浜名梱包輸送は名古屋市港区に名古屋営業所を設けているため、子会社化で尾張地区の南北に拠点を持つことになった。その結果、これまでは路線便に出していた貨物を名古屋営業所から混載便で運んだり、一社単独では受けられなかった案件もグループメリットを生かして受注したりと、より効率的な運営が実現。
また引越部門では、「単身向けパック」などの新たなメニューを提案するようになったほか、海外に引っ越す顧客に対しては、国外向けと国内向けの輸送をより低コストで提案。また、繁忙期にはノウハウを持った人材を融通し合うことが可能となった。既に今春の繁忙期には同社グループの引越部門の売上高が過去最高を計上するなど、その効果が出ている。
石川部長は「両社の長所を生かし、低コストで多様なサービスを提供したい」としている。
◎関連リンク→ 浜名梱包輸送株式会社この記事へのコメント
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