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物流ニュース
SGホールディングス 中間決算は増収増益に
2012年11月28日
SGホールディングスの今3月期の連結中間決算は、売上高4385億円(前年同期比1.1%増)、営業利益138億円(同0.7%増)、経常利益120億円(同3.2%増)と増収増益だった。税引き利益は68億円で、前期に資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額37億円を特別損失に計上し、前年同期比145.5%増。外注費などのコスト増加に伴い、前年同等の利益水準となった。
デリバリー事業は、「飛脚宅配便」「飛脚クール便」ともに取扱個数が増加し増収増益。ロジスティクス事業は、海外大口顧客の物流量減少の影響を一部受け、減収減益となった。
25年3月期の連結業績予想は、売上高9000億円(前期比2.1%増)、営業利益320億円(同8.3%増)、経常利益285億円(同7.8%増)、税引き利益125億円(同104.8%増)の増収増益を目指す。
7日に開かれた決算説明会で近藤宣晃代表取締役は、「目標を達成するにはアメリカや中国、ASEAN地域に向けての施策を考えなければならない」と述べ、中国については、「現時点で通関に支障はないが、今後注視していく」と話した。
今後は、デリバリー事業で「リバース・ソリューション」「24時間電話集荷エリア」の拡大、佐川急便の支社・支店網の再編で、営業力強化と間接部門の効率化に取り組む。ロジスティクス事業では、シンガポールに設立した中間持株会社のグループの海外事業統括会社への移行を視野に機能を強化、日本法人を持たない海外通販事業者の代金引換サービスへのニーズに対応していく。
◎関連リンク→ SGホールディングス株式会社この記事へのコメント
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