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物流ニュース
尿素水を3つの「安」で提供 グリーン物流ネットワーク
2012年12月21日
滋賀運送(滋賀県甲賀市)のグループ会社であるグリーン物流ネットワーク(同)は11月、滋賀運送土山工場に建設した甲賀製造販売所で「トラック・バス用尿素水『エコツーライト』製造販売所開所式」を開催した。滋賀運送の丸山清会長は「グリーン物流ネットワークはDMTIIをスタートさせたときに設立した会社。これからのトラックには尿素水が必要と聞いた。軽油の燃料価格を下げるためにもエコツーライトを、みなさんに使っていただきたい」とあいさつした。
同社が製造販売契約を結んだオプティ(横浜市)の猪野栄一社長は「滋賀県栗東市に営業所があるが、丸山会長とお会いしたときに感じるものがあり、『協力していただけるのなら、栗東市の営業所を閉めます』と言った。尿素水エコツーライトの販売店が1年間で26社となった」と説明。今後は大手コンビニやオートバックスでも販売すると報告した。
尿素水「エコツーライト」は量り売りで届けた場合、1L当たり59円(配達料込み)。滋賀運送の丸山謙次社長は「今回建設した製造販売所では、1日4時間で1kLの尿素水の製造が可能。まずは県内で月間40〜50kL、1年後には同100kLの販売をめざしたい」と説明。「製造販売のほかに、オプティが輸入した原料が名古屋港と四日市港から入るが、その保管と全国への輸送も行う」という。
同製品はPL保険にも入っており、「安全、安心、安価」の三つの「安」を打ち出し、高品質・低価格で普及拡大をめざす。猪野社長は「環境だけでなく、コストダウンをメーンに考えている。製造も簡単で、当社では障がい者の採用を進めている」という。この記事へのコメント
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