石油輸送を主軸とする東陽興業（山本洋一社長、愛知県名古屋市）はこのほど、みよし市の中部トラック総合研修センターにおいて第１回タンクローリードライバーコンテストを開催した。

同コンテストは主任会議の一環として行われたもので、同社５０人超のドライバーを代表し、本社（営）と四日市（営）の主任６人が訓練を兼ねて学科試験と走行・荷下ろし競技に挑んだ。

競技開始を前にあいさつした山本社長は、中部エリアのエネルギー供給を担う重責にふれ、「初心に帰って、今一度確認を」と競技者に伝え、「今日得たことを社内に浸透させ、全体のレベルアップを図りたい」と開催意義を述べた。

運転・荷下ろし競技には自社ローリーを使用。荷下ろし競技では、実際の入構から作業開始までを想定し、訓練用の給油口を用いて作業手順や安全確認が細かくチェックされた。

優勝は本社（営）の千葉隆志氏。準優勝は本社（営）の柘植隆三氏と四日市（営）の新山芳規氏が同点で肩を並べた。

全員の競技が終わるまで丁寧に目を配った山本社長は「たいへん良い機会になった。普段の運転や作業を見ることはあっても見られることは少ないと思う。今日の経験を指導にも役立ててほしい」と総括。

来年以降も競技開催を継続していきたい考えを示している。

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